着るに支障がないつなぎ服の不良でも直します

7月29日につなぎ服の見えない箇所も検査してますという記事を書きましたが今回も見えない箇所の不良です。ただ異例の不良です。それがこちら

これはズボンの脇ポケットに中です。不良は脇ポケットのあて布と呼ばれる生地の端のカガリ縫いが外れてます。通常はこのようになってます。

このまま使用し洗濯を繰り返すとカガリ縫いの外れたあて布の端の部分はほつれます。ですが破れるわけではありません。なぜかと言うとこのポケットもともと白い布できてます。裏から見るとよくわかります。

白糸で曲線で縫われて色が濃くなっている部分があて布で表から見える部分です

「こんな回りくどいことをしなくても最初から同じ布で脇ポケットを作ればいいじゃないですか」と思いませんか。なぜこんなことをするかと言うとコスト安く抑えるため表にでないポケットの布はつなぎ本体に使われている布よりも安のもを使ってるんです。で表に見える部分だけつなぎ本体の生地を使ってます。

でも1着に使われる脇ポケットの生地の量としては大したことありません。ですが1万枚、2万枚製造するとかなりの量になります。なのでこのような作りになってます。

これを完璧に直すにはポケット周りを全部ほどく必要がありかなりの時間がかかります。なので簡易的にこのように

あて布の少し中を縫いたしました。これでたぶん解けることはないと思います。

この不良は直さずそのままですとあて布の縫い目がほどけますがポケットの中なので支障はないと思います。ですが見つけた以上は直さない訳にはいきません。

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