つなぎ服の見えない箇所も検査してます

前回は不良品を紹介する「つなぎの不良」というカテゴリーを追加してことを書きました。今回から具体的な不良を書いていきます。まずは今までで比較的多かった不良を以前書いていたブログを書き直す形で投稿します。

つなぎ服のズボンの脇ポケットは大きく分けて2つのパターンがあります。1つは貼り付けポケット。貼り付けポケットはその名の通りポケットを見頃に縫い付けたのも。でもう一つは袋ポケット。これは見頃には口の部分だけを縫い付け裏側がフリーになっているポケット。先日、袋ポケット仕様のつなぎ服の出荷前の検査でこのような商品が見つかりました。

これはズボンの脇ポケットを裏から見たところですが、ご覧のように向かって左のポケットがポケットを補強するカン止めと呼ばれる縫いに引っかかっています。袋ポケットは裏がフリーなのでカン止めをする時に気をつけないとこうなります。

表からみると

ぜんぜん見えません。これは検査の時にズボンの脇ポケットに手を入れて検査しないと発見できない箇所。この不良は時々あるので検査の際は必ずチェックします。通常では見えない箇所も検査してるんです。

ちなみに
この修正はカン止めをほどいてやり直すのですが、このカン止めが1cmに数十針も入っているのでほどくのに結構時間がかかります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA