同じ不良が続けて出ました

今回のブログは不良品のお話です。先日、いつも当店をご利用いただいております法人様から涼しさ4倍の夏用つなぎ【送料無料】長そでを40枚ほど、ご注文いただきました。こちらの法人様はいつも社名を刺繍されますので商品が入荷したら検品して刺繍工場に投入します。

この検品は1枚だろうが100枚だろうが枚数にかかわらず実行します。で検品中にこんな

不良がありました。

これは糸が切れた部分を縫いたすだけなので直すのは簡単です。

サクッと直して次の商品の見るとまた同じ不良。で直して次の商品を見るとまたまた同じ不良。結局40枚中5枚の不良が見つかりました。これはたぶん縫い始めか縫い終わりの処理が悪いためだと思われます。

通常、縫い始め縫い終わりには返し針をします。たとえば縫い始めですと数針進んで進んだだけバックで戻りそれから本格的な縫いに入ります。縫い終わりは終了地点まで行くとそこで数針バックしてそれから再度終了地点まで縫っておわります。なので返し針をした箇所は3回縫ってあります。こうすることでほつれを防ぐことができます。

今回の不良はMサイズ8枚のうち5枚あったのでおそらく同じロット(同じ種類の製品を生産する際の最小単位)で縫われた商品だと思われます。そうなるとまた同じ不良があるかもしれません。

以前には胸ポケットのマジックの位置が悪い不良がロット単位で発生したことがありました。

http://nuiyatoyota.blog.fc2.com/blog-entry-257.html

この時は2シーズンに渡りこの不良があり、その都度直してました。

今回のこのようになりそうです。

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